kozyonikkiのブログ

どこか知の旅に出たときのことを書いていきます。

セキュリティ・ミニキャンプに参加しました!

 セキュリティ・ミニキャンプ in 北海道 2023に参加したので、参加前と参加後について記録を残そうと思う。

後で見返したときの思い出し情報まとめ

セキュリティ・ミニキャンプ in 北海道 2023

参加前のこと

 コミュニティの先輩が参加しているのを見ていて、いつかは行ければいいなと思っていた。今年は心に余裕があったのと、頑張れば応募課題を全部埋められそうだなと思い、チャレンジした。
 高校生くらいからちょっとずつではあるが、何かしら情報系の知識を見聞きしていたので応募課題のイメージが付きやすかった。しかし、応募課題を途中で諦めたくなっていた。調べても核心にたどり着けてない、手応えを感じないため、応募しても、しなくても変わらないんじゃないかとマイナスな気持ちでいっぱいだった。
 募集開始から1週間後くらいに応募しようと決めていたので、ごねる時間も応募課題に取り組む時間もあった。「ダメ元でも、今ある精一杯の力が出せればそれでいいのでは?」、「やり切ったり、調べたきっかけをもらえただけでもいいのでは?」と気持ちを切り替えて、知識をどのようにまとめれば自分の理解度を示せるか悩みながら書いていた。提出してから4日後くらいに参加決定メールをもらうことができた。

1日目の感想

 講義中の知識をpythonで実装する時間があったのだが、説明の理解でやっとだったため書けなかった。わかったとしてもコード慣れしていない、基礎の構文がぱっと出るくらいの反復数がなかったなと実感した。また、アルゴリズムの基礎がなかったなとも感じた。
 けれど自分なりに理解しようとメモを取ったり、自分の言葉で講義の内容をチューターさんに伝え、内容が正しいかどうかなど理解度チェックをしてもらった。このやり取りはとても貴重だなと感じた。

1日目の夜ごはんの感想

 運良く講師の方やチューターの方と席が一緒になった。大学の研究の話だったり、大学生活の話を聞けたのは新鮮だった。 講義内容について研究したり、勉強して感じていること、その研究の未来についてなど、他にも人間味の部分を聞くことができた。研究している人によって支えられている生活があるということを忘れないように生活したいなと思った。
 他に講師の方の話を聞いていて、自分のために技術を学ぶだけじゃなくて、他にも同志がいないか、興味のある人を増やせないかという視点にも向いていて、自分もこれから人を良い方向に巻き込んだり、良い影響を与えられるような人になりたいなと思った。

2日目の感想

 データセンター見学では現場の人の施設全体・サービスの安定性を良くするための改善過程を聞くことができた。インターネット関連の技術だけではなく、サーバーの電力系やサーバーを冷やすための機械設備をいろんな人と協力しながらサービスを維持していることがわかった。
 体感として感じていたことをふくらませると特化した知識を持っている人を別の知識に特化した人に繋いだり、全体をまとめる人もきっといるんじゃないかなと思った。情報系の知識だけではなく、機械や電気の知識もどこで役立つかわからないなと思っていた。
 フォレンジックについては、業務以外では体験できる機会が少ないだろうなと、実感することができた。貴重な体験だったなと感じた。

言葉に救われた瞬間

 司会進行をしてくださった方が言っていた「動かす、考える、背中を見る」、「心が折れそうになったら大人を呼ぶ」という言葉が印象的だった。
 「動かす、考える、背中を見る」という言葉を補足すると、学んだことを手を動かして吸収したり、学んだ知識を組み合わせながら、自分で考えて実装する、できなかったとしてもできる人の背中を見て学ぶという内容だった気がする。
 「心が折れそうになったら大人を呼ぶ」というのは、講義で追いつけなくなる前にチューターさんにヘルプを出してみようということだった。この言葉によって2日間を楽しく終えられた。(環境構築に躓いているのを助けてもらったり、講義の内容を確かめてもらう、一緒に考えてもらうなどお世話になりました。チューターさんありがとうございました。)

個人的ないいなと思ったこと・その他

・道外参加者の方言が聞けたのは新鮮で良かった
・ご飯が美味しかった
・おやつと飲み物によってエネルギーチャージされた


参加後に考えていた自分の今後について

(注意:これは未来の自分に向けた断片メモ。筆者のひとりごとなのでミニキャンプの内容とは関係ありません。)

 自分がどんな人間になりたくて、人からどう思われたいかみたいな、精神面をすごく問われたような2日間だった気がする。

 講師の先生の苦労というか、そこまでに行き着くプロセスって果てしなく遠そうだなと思った。いろんなことを知るのも良いがもうそろ絞らないと何もできずに人生の終わりが来てしまいそうだなと。できないことは悪ではないのかな...
 それと研究したいわけじゃなさそうだなと思った。自分の心を客観視できるような、心の負担をもってもらえるようなロボットを来年あたりに学校を絡めてできたらいいなと思っている。そのロボットに必要になりそうな知識をコツコツつけるくらいができればいいなと。自分に喜んでもらうためにものづくりしたいな。自分は自分の道を進めればいいな。

 面白いいから、楽しいから技術を学び続けてるという人に憧れる。私の場合は楽しいときもあるが、人と比べて苦しくなっては離れて、比べることを忘れたら再開するという感じである。でも最近は人を知るためのツールとして技術を学ぶ、ものをつくるということをしている気がする。その人の状況を想像できる人でありたいという気持ちから、自分でも体験してみよう、学んみようという行動が起こっている気がする。制作物の裏側(制作側)にも行きたいし、ファンとしてもいたいみたいなのが混在しているのかな...

 自分と分野が違う人との時間を大切にしたいなと思った。技術に対してのありがたみ、考え方や見る方向性の違い、サービスを支えてくれている人と話したり、聞いたりできたことは滅多にない良い体験、経験だったな。

 自分の状況(理解度)をどれだけ示せて、どれだけやる気があるかなど、人間性を大切したいな。

 できなかったことへの申し訳なさみたいなのがちょっとあったな。

 心に元気があれば、ボコボコにされたとしてもリベンジ!みたいな勢いで行動できたらいいな。


個人的なまとめ

  1. まずは応募する。できるか、できないか、参加資格があるかどうかはセキュリティ・ミニキャンプの運営の人が決めることなので自分で勝手に決めつけないことが大事
  2. 講師の人、運営の人、自分以外の参加者と勇気を出して会話ができると2日間がより楽しくなる

最後に

 セキュリティ・ミニキャンプを支えてくださった方、チューター、講師、運営の皆様ありがとうございました。
 自分のペースではありますが、これからも学び続けていきたいと思います。